◎履物による介護施設運営のリスク回避
介護事故の上位には転倒事故・・・歩行中の転倒事故(施設内外)
転倒・転落にしても、転んだ瞬間などを職員等が目撃していない場合、 本人の訴えやあざなどの確認がないと気づかないままになってしまうこ とがあります。転倒して頭を打ち、硬膜下血腫が生じたとしても、頭痛 や意識障害などの症状が遅れて出てくることがあり、そうなると「いっ たい、いつ、どこで頭を打ったのか」が分からないままというケースも 見られます。
◎転倒の原因
1.筋力の低下による静止動作の衰え(体の支え)
2.蹴りだす力の減少で歩幅が小さくなる(歩行の支障)
3.体や症状に合わない靴(体を支えられない)
4.視力の低下etc……
◎転倒の結果
1.寝たきり介護(職員負担増・離職率増)
2.介助の負担増「介護職員・ケアマネージャーへの負担増」
(リハビリなど)
3.入所者の家族への信頼の低下(施設の安全性への不安や不満)
厚生労働省老健局(平成22年)の調査によると、65歳以上の介護保険非認定者のうち23,3%の方が過去1年の間に転倒経験があったと報告しています。つまり、ご高齢者のうち「1/5名以上」の方が転倒していることになります!
介護保険認定者はさらに増え、施設内外での転倒はその1.5倍~2倍にも達すると言われています。
※健康な人でさえ、支えることが出来ない医療用の靴や介護シューズが
リハビリや介護が必要な人を支えることが出来るとは到底思えません。
☆履物(介護・リハビリシューズ)はサービスの個別化や差別化を図る重要なアイテムです。